いちばん星が輝く日まで

SnowManの阿部亮平くん、美少年の藤井直樹くんのファンが書いています。

2ヶ月帝国劇場に通った感想

7月に突然ジャニオタになろうと決め、人生初めて帝国劇場に通ってきた。12月は火曜日、1月は金曜日、本当に毎週通いました。そうです、Johnnys King & Prince Islandの感想です。2ヶ月間で思ったこと、考えたことをどうしても文字に残しておきたくて、ただの自己満足です。



まず今回のジャニアイのあらすじを。私は評判よりよくできた舞台だなっていう印象でした。主人公はもちろんKing & Princeの5人。キンプリの5人はタイトル通り、King & Prince Islandを治める王様(王子様?)という設定。国が平和になるために、岸くんはこの国の歴史を学び、平野くんはこの国に住む人々と出会い、れんさんかいちゃん神宮寺はこの国の最果てを見に行こうということで1部はこの3つのストーリーが同時進行で演じられています。


トンチキ舞台だって言われてるけど、ジャニーさんの伝えたいことはすごいわかる気がする。岸くんのターンでは世界の様々な悲しい歴史を学んでいくわけで、岸くんの「俺たちの生きる世界は悲しみの歴史の上にしか作れないのか(ニュアンスです)」っていうセリフがとても印象的なんだけど、簡単に言えばジャニーさんは自分が経験してきた戦争とか悲惨な歴史をジャニーズJr.として演じる彼らにも、それを観劇する若い子たちにも伝えたいんだろうなって。例えば私の応援している藤井くんはヒンデンブルクの記者を演じているけど、自分がその役をもらったら、ヒンデンブルクってどんな事件だったんだろうってきっと調べると思うんだよね。同じように藤井くんが好きなファンの子たちは藤井くんが演じてるヒンデンブルクについて調べてみようって思うかもしれない。そういう歴史に興味を持つきっかけを作りたいんだろうなって。


平野くんのターンも同じ。今わたし達は平和な世に生きてるように感じるけど必ず世界の一部には貧民街があって、今日を生きることに必死になってる人間がいるってことを表したいんだと思う。ただ最果ての世界の解釈が難しい。なぜこの国の最果ては子供だけになってしまったんだろうって思わない?子供が笑顔でいられる世界はきっと平和な世の中だから、子供が笑顔でいられる世界を作ろうっていうのはわかる。だけど子供しかいない世界はわからない。答えが見つけられた人、ぜひ教えてください。



わたしは東京B少年(改め美少年)のファンなのでとにかく1部は見所だらけでした。毎回毎回見るたびに滑舌が綺麗になる、表情の作り方が上手になる、成長を感じられるコンテンツとしては最高でした。でもタイタニックのお兄ちゃん役が浮所ちゃんから那須に変更になってから、いつ自担の役が他の子に奪われちゃうんじゃないかって毎回見るのが怖かったのも事実。わたしみたいな1ファンでも悔しいのに本人たちはどれだけ悔しい思いをしてるんだろうって考えたらしんどくなってダメだった。どっちも良かったけどね、でもまあ滑舌は那須くんの方が綺麗だった。


今回は大昇が大活躍だった。私のスタンスとしては自担が絶対的に一番で誰よりも推される存在だと思っているけど、大昇にはなあくんにはない高身長でハーフ顔の華やかさと歌の上手さがあるからもうそこは勝てないと思って、グループの華として大役をもらってることが誇らしかった。1日だけ大昇が体調不良でソロのシーンだけしか出なかった公演があったみたいだけど、すぐに代役を立てるんじゃなくて、大昇にしかその役ができないってことがすごい。

例えば紫耀くんが体調不良で休演になったらきっとこの舞台は成立しない。誰もあのフライングは簡単にはできないし、きっと振替になるんだろうなって。体調不良で今回も何人か休演してたけど、あの年末年始の忙しい中で5人全員2ヶ月間休演なくやり遂げたことがプロだなって思いました。あの忙しいキンプリがちゃんと体調管理してるんだからJr.もしっかりしろよという思い。逆に自担が休演したらその公演が成り立たないくらいの存在にもなって欲しい。


休演する子たちもすごい悔しいと思うんだよね。あぁ自分がいなくてもこの世界はなんの問題もなく回るんだなって。すぐに代役が立って、自分がいなくなっても誰も困る人はいないんだろうなって、私なら考えちゃうと思う。その中で私は橋本涼くんの休演した公演がすごい印象的で。結論からいうと涼くんは事務所に大事にされてるんだなって。私は涼くんが休演して3日目の公演を観劇したんだけど、前日が休演日だったこともあって、絶対に嶺亜や琳寧あたりが代役をやるんだろうなって思ってたの。でも実際幕を開けてみたら涼くんの役は空いていて、HiHi Jetsの他の4人が上手く台詞を変えてストーリーは進めていた。台詞や動きが多いわけでもないから絶対に涼くんの役をやれる子はいただろうに、涼くんにしかその役はやらせないっていうのが私にはすごい嬉しくて、大事に大事にされてるんだなって。考えすぎだろうけど。瑞稀が涼くんの衣装着てたのもよかったよね。はしみず尊い



私自身、2ヶ月間出番の量で気持ちがとても左右された。

1つ目の波は2幕に美少年がオリジナル曲を歌わせてもらえなかったこと。1幕出番多いからいいじゃんって周りからは言われたけどそういうことじゃない。2幕はグループの色を全面に押し出すグループ紹介の時間なのに、その時間をもらえないってどう考えたって事務所の干されとしか思えなくて悲しかった。だからこそ僕らはmysteriousを少しでも歌わせてもらえるようになったことが嬉しかったし、嬉しすぎて泣いた。

2幕を見て思うことは兄組はSixTONES、弟組はHiHi Jetsを推したいんだろうなってこと。確かにかっこいいんだ2組とも。特に今までHiHi B少年として切磋琢磨して成長してきた片方のグループが兄組に負けないくらい自分たちのグループカラーとパフォーマンスを魅せていると、美少年は本当にパフォーマンス力がないし、グループカラーも曖昧なんだなって実感してしまった。フレッシュなのに美少年より先輩でパフォーマンス力のある5忍者にも勝てないし、この子たちどうなっちゃうんだろうって初日は不安しかなかった、本当に。


SnowManが休演してからグループとしての出番は増えたけどなあくん個人としての出番が減ったのが2つ目の波。

大好きなSnowManボルダリングの後釜が美少年のアーチェリーだったことはすごいすごい嬉しかった。初日はフライングもズタボロだったけど、みんな余裕ができて最後はちゃんと見せられるものになってたし、新しい衣装も似合ってたよね。グループとしてのコーナーがもらえて嬉しかった反面やっぱりなんでオリ曲減らしたんだって思うけど。終演時間が5分早まったならその分僕ミス歌わせてくれって何度思ったことか、、、でも演出変更してからのTravis Japanメドレーがかっこよすぎて、美少年がオリ曲歌わせてもらえないのも納得だった。同じ練習時間でこんなに差を見せ付けられたらまあしょうがない、あれはあれで何で7人でやらせてくれなかったんだって、松松のえる担は悔しいだろうな。横アリの大画面で7人であのメドレーをやるのを楽しみにしてる。


話は戻って、キングの大車輪の下の4人に選ばれなかったこと。トラのライフル選抜に入れなかったこと。なあくんはいつだって真面目に全力でアイドルをしてるし、他のメンバーに負けないくらい頑張ってるのになんで入れないんだろうってなあくん自身に入れない理由が見つけられなくて、じゃあもうグッズの売り上げが悪いんだなって本当に病んだ。グッズの売り上げで出番が変わるような事務所じゃないことはわかってるんだけど。

最終的には人間ハムスターは身長が足りなかった、ライフルは確かに帽子もバトンも弓もそういや他のメンバーより落とすこと多いもんなって納得させた。なあくんごめん、売り上げ頑張ります。


この2ヶ月間、嬉しいことも沢山あったけど、しんどいな悔しいなって思うことも沢山あった。18歳の男の子になんでこんな必死になってるんだろうって何回も思った。でもJr.担をやるってきっとこういうことなんだろうね。



全然話は違うけど、SnowManは6人でいて欲しかった、正直。物分かりのいいファンでいたかったけど、6人でいて欲しかったよ、私は。


でもなあくんに対してはあんまりそういう思いはなくて。今はグループで、なんて言わずに誰よりも輝いて欲しいし個人のスキルを上げて欲しい。いつグループ再編成されるかわからないし、メンバーを大切にするのはもうちょっとあとでもいいんじゃないかなって思う。前に、隣に、後ろに立つ子はみんなライバルなんだって、そう思って頑張って欲しい。誰にも負けて欲しくない。



昔、次のステージでいつ自担の名前がなくなるかわからないのが怖い、自担を見れるのはこれで最後かもしれないっていつも思いながら応援してたってJr.担の友達が話してくれたとき、そんな怖い世界でおたくなんてできないって答えたけど、今まさにこれなんだろうなあって思いながら生きてる。でもきっとこれがJr.担をする醍醐味なんだろう。そう思わないとやってけない。




もうすぐ南座が始まるから、気持ち切り替えるためにこんな文章を書いてみたけど、南座が終わったら横アリ、映画少年たちの舞台挨拶、そして新橋歌舞伎にクリエか。まだまだJr.担はやめれそうにない。